こんにちは。
ペイントホームズ宮城中央店です。
外壁塗装を考え始めるきっかけは、お客様によってさまざまです。
外壁の色あせや汚れが気になった方もいれば、ご近所で塗装工事が始まり、「わが家もそろそろではないか」と考え始めた方もいらっしゃると思います。
そのようなとき、多くの方が最初に見るのは、道路や玄関側から見える外壁ではないでしょうか。
正面から見た外壁が比較的きれいだと、
「まだ急いで塗装しなくてもよさそう」
「目立ったひび割れもないので大丈夫だろう」
と思われるかもしれません。
しかし、現地調査で建物の周囲を確認すると、正面はきれいでも、北側や建物の裏側、ベランダの内側などに劣化が見つかることがあります。
外壁は、建物全体が同じように傷むわけではありません。
日当たりや風通し、雨の当たり方、隣家との距離などによって、同じ建物でも場所ごとに状態が異なります。
今回は、仙台市で外壁塗装を検討されている方に向けて、道路側から見るだけでは分かりにくい外壁の状態と、ご自宅で確認していただきたい場所についてお話しします。
1.外壁は建物の面によって傷み方が違います
外壁の状態を見るときは、建物の一面だけで判断しないことが大切です。
一戸建ての場合、東西南北それぞれの面で、日差しの当たり方や雨に濡れたあとの乾き方が異なります。
日当たりのよい面では、外壁が乾きやすい一方で、色あせや塗膜表面の変化が目立つことがあります。
反対に、日当たりが少ない面では、水分や湿気が残りやすく、カビやコケ、藻などが付着することがあります。
同じ方角でも、隣家や塀、植栽、物置などの位置によって環境は変わります。
そのため、正面の外壁がきれいだからといって、建物全体の状態も良好とは限りません。
私たちが現地調査を行う際も、道路側の外壁だけで判断することはありません。
可能な範囲で建物の周囲を回り、それぞれの面にどのような変化が出ているかを確認します。
2.道路側より建物の裏側を確認してみましょう
道路側や玄関側の外壁は、毎日の出入りで目に入りやすい場所です。
色あせや汚れが出れば気づきやすく、掃除をする機会もあると思います。
一方、建物の裏側や隣家との間は、普段ほとんど通らないこともあります。
窓を開けても外壁全体までは見えないため、長い間、状態を確認していなかったというお客様も少なくありません。
建物の裏側へ回ってみると、外壁の下部に黒ずみが出ていたり、外壁材の継ぎ目にあるコーキングがひび割れていたりすることがあります。
雨樋の裏側や給湯器の近くなど、設備に隠れた部分も見落としやすい場所です。
正面の見た目だけで「まだ大丈夫」と決めず、普段見ていない面も一度確認してみてください。
ただし、狭い場所へ無理に入ったり、給湯器や室外機などの設備を動かしたりする必要はありません。
地上から安全に見える範囲だけでも、外壁の状態を知る手がかりになります。
3.北側の外壁は汚れの周囲まで見てください
北側や日当たりの少ない外壁では、緑色や黒っぽい汚れが目につくことがあります。
汚れが広がっていると、すぐに塗装が必要なのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、カビやコケが付いているだけで、必ずしもすぐに全面塗装が必要とは限りません。
確認したいのは、汚れだけなのか、その周囲の外壁にも変化が出ているのかという点です。
手が届く範囲の外壁を軽く触ったとき、手に白い粉が付くことがあります。
これは一般的にチョーキングと呼ばれ、塗膜表面が少しずつ変化しているときに見られる症状です。
ほかにも、外壁に細かなひびがないか、表面が膨れていないか、塗膜が剥がれていないかを確認します。
汚れだけを洗えば、一時的に外観はきれいになります。
ただし、外壁表面の状態が変化している場合は、しばらくすると同じ場所に再び汚れが付きやすくなることもあります。
カビやコケだけに目を向けず、外壁そのものの状態も一緒に見ることが大切です。
4.日当たりのよい面では色あせとコーキングを確認します
日差しを受けやすい外壁では、色あせが目立つことがあります。
新築時や前回の塗装後と比べて、外壁が白っぽく見えたり、一部だけ色が薄くなったりしている場合は、塗膜表面に変化が出ている可能性があります。
ただ、外壁の色は毎日少しずつ変化していくため、住んでいる方ほど気づきにくいものです。
そのようなときは、軒下などの比較的日差しが当たりにくい場所と、日当たりのよい外壁を見比べてみてください。
色の違いが分かることがあります。
サイディング外壁の場合は、外壁材の継ぎ目に施工されているコーキングも確認します。
コーキングは、年数の経過とともに硬くなったり、細く痩せたりすることがあります。
表面に細かなひびが入っていないか、外壁材との間に隙間ができていないかを見てみましょう。
外壁の色あせだけでなく、継ぎ目の状態も一緒に確認すると、塗り替えを考える際の判断材料が増えます。
5.ベランダは外側より内側が見落とされやすい場所です
ベランダの外側は道路から見えても、内側までは確認できないことがあります。
特に見落としやすいのが、手すり壁の内側や、床と外壁が接している部分です。
室外機や荷物が置かれていると、その後ろは風が通りにくく、汚れや水分が残りやすくなることがあります。
外壁に黒ずみが出ていないか、塗膜が膨れていないか、細かなひび割れがないかを確認してみてください。
ベランダの床についても、表面の色あせやひび割れ、剥がれがないかを見ておくとよいでしょう。
雨が降ったあと、いつまでも同じ場所に水が残っている場合は、排水口のまわりも確認します。
ただし、ベランダから身を乗り出して外壁を見るのは危険です。
外側や高い部分は無理に確認せず、現地調査の際に専門業者へ確認してもらいましょう。
6.窓や雨樋の下に残る跡も外壁の状態を知る手がかりです
外壁を見るときは、外壁面だけでなく、窓や雨樋のまわりも見てみてください。
窓の下に黒い筋が出ている場合は、サッシや外壁に付着した汚れが、雨水と一緒に流れた跡であることがあります。
雨樋の継ぎ目から水が漏れていると、その下の外壁に縦方向の汚れが残ることもあります。
汚れがあるだけで、すぐに大きな不具合が起きているとは限りません。
ただし、雨が降るたびに同じ場所が濡れている場合や、周囲の外壁材に反りや浮きが見られる場合は、汚れ以外の状態も確認する必要があります。
窓まわりのコーキングに隙間ができていることもあります。
外壁塗装を行う前に雨樋やコーキングの状態を確認しておけば、原因を残したまま表面だけを塗ることを避けやすくなります。
7.ひび割れは太さだけでは判断できません
外壁にひび割れを見つけると、「雨水が入っているのではないか」と不安になる方もいらっしゃいます。
反対に、細いひび割れだから問題ないと考え、そのままにされることもあります。
しかし、ひび割れは太さだけで判断できません。
どこに入っているか、どの方向へ伸びているか、周囲の外壁に浮きや剥がれがないかも一緒に確認します。
窓の角から斜めに伸びているひび割れや、同じ場所に複数のひび割れが集まっている場合は、状態を詳しく確認した方がよいことがあります。
また、モルタル外壁とサイディング外壁では、ひび割れの原因や補修方法が異なります。
すべてのひび割れに大がかりな補修が必要なわけではありません。
外壁材や下地の状態を確認し、補修してから塗装するのか、別の対応が必要なのかを判断します。
8.近くから見る場所と少し離れて見る場所があります
ご自身で外壁を確認するときは、建物の近くから見るだけでなく、少し離れた場所から全体を見ることも大切です。
近くから見ると、細かなひび割れやコーキングの隙間に気づきやすくなります。
少し離れて見ると、外壁全体の色あせや、部分的な変色、外壁材の浮きなどに気づくことがあります。
確認するときは、次のような点を見てみてください。
・外壁の一部だけ色が違って見えないか
・手で触れたときに白い粉が付かないか
・コーキングにひび割れや隙間がないか
・外壁材に反りや浮きがないか
・塗膜に膨れや剥がれがないか
・北側や建物の裏側に黒ずみが広がっていないか
・窓や雨樋の下に水が流れた跡がないか
一つの症状だけで、すぐに外壁塗装が必要と決まるわけではありません。
気になる部分があれば、スマートフォンで写真を撮っておくと、現地調査の際に状況を伝えやすくなります。
屋根へ上ったり、高い脚立を使ったりするのは危険です。
ご自身で確認する場合は、地上から安全に見える範囲までにしてください。
9.現地調査では建物全体を見て必要な工事を整理します
外壁塗装の現地調査というと、外壁の面積を測り、見積金額を出すためのものと思われるかもしれません。
もちろん塗装面積の確認も行いますが、それだけではありません。
外壁材の種類や塗膜の状態、コーキング、ひび割れ、軒天、破風板、雨樋、ベランダ、屋根など、確認できる範囲で建物全体を見ていきます。
外壁の汚れが目立っていても、表面の状態によっては、すぐに全面塗装を急がなくてもよい場合があります。
反対に、道路側から見た外観はきれいでも、建物の裏側にコーキングの隙間や外壁材の反りが見つかることもあります。
大切なのは、不安を感じた部分だけを直すのではなく、建物全体を見たうえで工事の優先順位を考えることです。
今補修した方がよい場所と、しばらく様子を見てもよい場所を分けることができれば、今後のメンテナンス計画も立てやすくなります。
実際の塗装前後や工事内容については、宮城中央店の施工例でもご紹介しています。
10.仙台市で外壁塗装を考えるなら見た目だけで決めないことが大切です
外壁塗装の時期は、築年数だけで決められるものではありません。
同じ仙台市内の住宅でも、日当たりや風通し、周囲の建物との距離、外壁材の種類、これまでの補修状況によって、外壁の傷み方は変わります。
道路側から見た外観がきれいでも、北側や建物の裏側、ベランダまわりに変化が出ていることがあります。
反対に、外壁の汚れが目立っていても、必ずしもすぐに全面塗装が必要とは限りません。
まずは建物の正面だけでなく、普段あまり見ない場所も、地上から安全に確認してみてください。
仙台市での外壁塗装の対応内容や参考情報については、仙台市専用ページでもご案内しています。
ペイントホームズ宮城中央店では、外壁をきれいにすることだけを目的に調査を行うのではなく、現在の状態と今後気をつけたい場所を整理しながらご説明しています。
「正面はきれいだけれど、建物の裏側を確認していない」
「北側の外壁だけ黒ずみが目立ってきた」
「前回の塗装から年数が経っているが、今すぐ工事が必要か分からない」
このような段階でも、遠慮なくご相談ください。
現地調査を受けたからといって、すぐに工事を決めなければならないわけではありません。
今の状態を知り、必要な補修と塗装時期を整理することが、無理のない住まいのメンテナンスにつながります。
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